グラフ旭川2014.4月号ハイブリッドレジンクラウンの新しい流れ(2) 

グラフ旭川2014.4月号
グラフ旭川とは、1979年に創刊した、旭川の郷土誌です。
< http://www.graph-as.com/page/index.html >

今回は、グラフ旭川2014.4月号3月25日発売の、”市民の健康ガイド”に、マッキーの記事が載ってます!

今日はその記事の掲載(2)です!
(一部追加と写真のみ差し替えです!)

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ハイブリッドレジンクラウンの新しい流れ(一部保険適用)

山田歯科医院 山田雅昭

算定要件(要約)
1)保険医療機関において、歯冠補綴物の設計・製作に歯科用CAD・CAM装置を用いて、小臼歯に対して歯冠補綴物(全部被覆冠に限る)を設計・製作し、装着した場合に算定。
2)CAD・CAM冠とは、CAD・CAM冠用材料との互換性が制限されない歯科用CAD・CAM装置を用いて間接法により製作された歯冠補綴物をいう。
3)特定保険医療材料料は別に算定する。
保険点数では約2700点(セット時で約1800点)。3割負担で約8000円(約5000円)とな予想されます。設備投資を考えると、ちょっと安すぎると思いますね!

施設基準(要約)
1)専門の知識及び3年以上の経験を有する歯科医師が1名以上配置。
2)院内に歯科技工士の配置。なお、配置していない場合は、歯科技工所との連携が必要。
3)院内内に歯科用CAD・CAM装置の設置。なお、院内に設置されていない場合は、 設置している歯科技工所と連携が必要。
当医院でも対応する予定です!
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追加!!

ハイブリッドレジンCAD/CAM冠の利点
・保険適用なので安価です。
・白い色をしています。
・天然の歯とかみ合わせても、天然の歯が削れにくいです。
・噛んだときのあごへの負担が少ないです。
・金属アレルギーを起こしません。

ハイブリッドレジンCAD/CAM冠の欠点
・保険適用内だと、前から4,5番目の歯にしか使えません。
・白いですが、色調が単調です。
・年数が経つと、変色してきます。
・強度が低く、割れやすいです。力がかかる歯にはつけられません。

写真は症例の一部です!(横2枚一組)