歯科の治療費の明細書発行は無料?

2011年5月から歯科の診療明細書の無償発行が原則義務化されています!

ところが、先日、マッキー歯科の患者さんが”本当は有料なんでしょう?”と、受付に聞いてきました!

受付”以前は文書料として有料でしたが、今は無料です”

患者さん”明細書には「明細書発行体制等加算」、1点となって、やはり有料では?、そして、窓口に書いてある無料の掲示はおかしいのでは?”

マッキーは当日、現場にいませんでしたが、後日話を聞きました!!

結論は、マッキー歯科では”無料で発行!”。
掲示物はそのことを院内掲示の義務がある(保険医療養担当規則等)ためです。

それでは、「明細書発行体制等加算」は何かというと、明細書は手書きではとても書くことができないほど、煩雑なのです(本当に困ったルールです)。
そのための、明細書発行パソコンソフト、機器を更新する等の必要の経費と考えて下さい。
(今は、例外を除いて、ほとんどの医療機関がレセプト電子請求が義務づけられています。この場合が明細書発行が義務づけられています。)


参考URL
医療費の内容の分かる領収証及び個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書の交付について 平成22年3月5日保発0305号第2号
http://www.mhlw.go.jp/bunya/iryouhoken/iryouhoken12/dl/index-063.pdf

注:「また、明細書発行の義務化拡大に併せて、明細書発行体制等加算を新設。明細書を発行するごとに再診料に1点程度加算する。対象は、レセプトオンライン請求や電子媒体による請求を行っている診療所で、明細書を無料で発行し、その旨を院内掲示していることを要件としている。」