食後すぐの歯磨きはダメなのか?ホント?ウソ?
マッキーも勘違いしていた!
??【食後すぐに歯を磨いてはならない】??
食後すぐの口腔内は、食べ物の酸や糖分で酸性に傾いているので、歯のエナメル質は弱まっている。
この状態で歯磨きをすると、歯の表面を傷つけてしまい虫歯のリスクを高める。
唾液の効力で口腔内は元に戻るが、それには30〜40分必要で、歯磨きはその後にする。
昨年、日本小児歯科学会より、見解が出されていました!!
(一般向けよう)
<http://www.jspd.or.jp/contents/news/news20121012.html>
食後の歯みがきについて
一般社団法人 日本小児歯科学会
最近、食後すぐに歯をみがくと、あたかも歯が溶けてしまうというような報道が新聞やテレビで伝えられたため、昼食後の歯みがきを推奨してきた保育所・幼稚園や学校の現場がやや混乱しているようです。
実際の人の口の中では食べた後、口の中が酸性になったとしても、唾液には酸を中和する働きがあり、酸性飲料の頻繁な摂取がないかぎり、すぐには歯が溶けないように防御機能が働いています。つまり日本の一般的な食事では食後すぐの歯みがきにより歯が溶けることはまずありえませんからご安心下さい。
反対に食後歯みがきをしないままでいると、すぐに歯垢(プラーク)中の細菌によって糖分が分解され、酸が産生されて歯が溶け始めます。
結論としては、食後は早めに歯みがきをして歯垢とその中の細菌を取り除いて歯が溶けることを防ぐことの方がむし歯予防には重要です。
学会としても今後より詳細な情報を提供していく予定ですが、現在のところ、園・学校における昼食後の歯みがきについては、現状通りの方法で問題ありません。
(学会関係者のページ)
<http://www.jspd.or.jp/contents/gakkai/information/2012_01.html>
=これらの報道のもととなったのは、実験的に酸性炭酸飲料に歯の象牙質の試験片を90秒間浸した後、口の中にもどしてその後の歯みがき開始時間の違いによる酸の浸透を調べた論文で、むし歯とは異なる「酸蝕症」の実験による見解なのです。=
マッキーの結論は!
通常の食後の歯磨きは、今まで通り!
また、寝る前の歯磨きは大切!
酸性炭酸飲料、酢などを飲んだばあとは、緩衝用としてお茶などを飲み、30分後の歯磨き!
なお、「酸蝕症」については、
<http://moon.ap.teacup.com/yamada/959.html>のシリーズで!!
ブログ内を、「酸蝕症」検索して下さい!
写真は、「酸蝕症」です!