歯科における先進医療(1)

歯科における、先進医療は現在5個あります。

今回歯科と先進医療についてのお話です!

まず、一般の医療の水準を超えた最新の先進技術が指定され、その費用が保険がで、まわりの治療が保険を利用出来る制度です。(治療出来る施設は限られます)

これを通じて、広く一般に技術が獲得・普及したら、全面的に保険導入となります。

歯科では、
1)X線CT画像診断に基づく手術用顕微鏡を用いた歯根端切除手術
2)歯周外科治療におけるバイオ・リジェネレーション法
3)歯科用CAD・CAMシステムを用いたハイブリッドレジンによる歯冠補綴
4)有床義歯補綴治療における総合的咬合・咀嚼機能検査
5)金属代替材料としてグラスファイバーで補強された高強度のコンポジットレジンを用いた三ユニットブリッジ治療

最近の情勢として、3)と5)が、歯科で早く導入されるかも知れません。

もう技術的には、十分臨床レベルで応用出来るからです。
また、材料としての金属使用は資源と環境と生体のアレルギーなどの問題を抱えており、早急のかわりの材料が求められているからです!

”先進医療とは?
先進医療とは、新しい医療技術の出現・患者ニーズの多様化等に対応するために、健康保険の診療で認められている一般の医療の水準を超えた最新の先進技術として、厚生労働大臣から承認された医療行為のことを言います。

平成18年10月の健康保険法等の改正により、従来の高度先進医療と先進医療が統合されて新制度の『先進医療』に再編されました。よって、新制度の先進医療の範囲の方が広くなり、平成25年5月1日現在で全107種類、736件の先進医療当該技術の施設が設定されています(第3項先進医療(先進医療B)技術を除く)。”

写真は”グラスファイバーで補強された高強度のコンポジットレジンを用いた三ユニットブリッジ治療”の制作方法。