改良型睡眠時無呼吸症候群治療装置(歯科)1

睡眠時無呼吸症候群の治療にはいくつかの方法があります。

診療科は、一般的に以下の通りです、
神経内科(睡眠外来のあるところ)、耳鼻咽喉科、呼吸器科などが適している。
軽度の場合は、医科からの紹介により歯科・口腔外科でスリープスプリント療法が行われることがある。

症状
就寝中の意識覚醒の短い反復、およびそれによる脳の不眠
昼間の耐えがたい眠気
抑うつ
頻回の中途覚醒
集中力の低下
(家族などが気づく)睡眠時の呼吸の停止
(家族などが気づく)大きな鼾(いびき)など
(家族などが気づく)夜間頻尿(2型糖尿病になりやすくなる)
起床時の頭痛
のどが渇く
こむら返り
糖尿病性昏睡

治療(閉塞性睡眠時無呼吸症候群
・減量療法
患者が肥満者の場合、減量により上気道周辺の脂肪の重さによる狭窄を改善する。
・持続陽圧呼吸療法
 nasal CPAP(鼻シーパップ)装置よりチューブを経由して鼻につけたマスクに加圧された空気(陽圧の空気)を送り、その空気が舌根の周囲の軟部組織を拡張することで吸気時の気道狭窄を防ぐ方法。
・スリープスプリント(マウスピース)療法
 スリープスプリント(マウスピース)を用いて下顎を前進させた状態を固定し、気道の狭窄を防ぐ。肥満体でなく下顎の小ささに由来する原因が主な対象。
ウィキペディアより引用>

しかし、” CPAPは実際、残念ながら100%の方が、CPAPを継続使用できているわけではありません。
CPAPの継続率については、多くの報告があります。50%から70%との報告が多いようです。”と、いわれています。

どうしても医科での装置が使用しづらい場合の歯科での装置について・・・。

今回、以前紹介した”奥羽大学の口腔外科の高田教授考案した、いわば、マウスピースで睡眠時無呼吸症候群(でいびき治療)を治療法”の他の改良型を紹介します。

マッキー歯科医院の気まぐれ日記帳
睡眠時無呼吸症候群(1)< http://moon.ap.teacup.com/yamada/1395.html >
睡眠時無呼吸症候群(2、3、4)
<続く>