いびき防止装置制作

先日、いびき防止装置を新しくつくって欲しいとの患者さんが来た。

この、患者さんは以前に上下固定式の装置を制作したのだが、年月がたって、あわなくなってきたようです。

今回は、上下装置の牽引式(奥羽大学口腔外科教授高田訓先生の旭川スポーツ歯学研修会の講習会から製作法を学びました)を制作した。

治療方法には、以下の三通りあります。

治療法
1)持続陽圧呼吸療法
nasal CPAP装置よりチューブを経由して鼻につけたマスクに加圧された空気(陽圧の空気)を送り、その空気が舌根の周囲の軟部組織を拡張することで吸気時の気道狭窄を防ぐ方法。
(耳鼻科などで保険で対応出来ます)
2)外科的治療(口蓋垂軟口蓋咽頭形成術)
口蓋垂、口蓋扁桃、軟口蓋の一部を切除し、気道を広げる。(現在はあまり採用されていません)
3)マウスピース(スリープスプリント)
マウスピース(スリープスプリント)を用いて下顎を前進させた状態を固定し、気道の狭窄を防ぐ。(歯科医院で医師の診断が有れば、保険で対応出来ます)

マッキー歯科では、3)の方法で、上下をやや厚めのプレートを別々に制作して、上下を合体するタイプが主流となっています!

最近は写真のタイプがおおいです!