高密着型義歯201310

ポリプロピレンという新素材を使った入れ歯、ブリッジそしてクラウンです。その情報や費用、保険(一部)適用などについて、昨年NHKゆうどきネットワークで紹介されていました。

従来の合成樹脂の入れ歯は水分と一緒に口の中の雑菌が入り込みやすいため、悪臭を発生させ、長く使っていると壊れやすいのです。

今回開発された、ポリプロピレンを主素材として、様々な成分を配合して吸水性が低く、強度や耐久性もある物になった。
(商品名ウェルデンツ)<http://www.weldenz.com/index.html

今回の症例紹介:
一顎に二つのウェルデンツ義歯を入れたケース。
下顎のリンガルバー(二つの入れ歯の橋渡し金属)が嫌なことと、クラスプ(入れ歯をとめるバネ)が見えないように、との希望!!

2種類の設計になりました!
1)右側は2本の大臼歯欠損で、事前に2本の小臼歯に、白いバネ(通常型とリング型)と床を持つデザイン。
2)左側は第二小臼歯の欠損で、2本の白いバネをもつ義歯。

いずれもフィット感は良好です!!