ノンクラスプデンチャーの講習会(2)

マッキー歯科ではノンクラスプデンチャーも制作しています。

通常は”ウェルデンツ”=(ポリプロピレン)を使用しています。
< http://www.weldenz.com/ >

ウェルデンツでカバー出来ないケースがあります!
その時は、”スマイルデンチャー”=(ポリアミド)を使用します。
< http://www.sanwa-dental.com/smiledenture/index.html >

今回、春から始まったスマイルデンチャーセミナーの札幌講演会(7月6日)に出席してきました(2)!

今回も、備忘録(忘備録)としてのブログです!!

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スマイルデンチャー(ノンクラスプデンチャー)

スマイルデンチャー不適応
1,フルデンチャー
2,顎堤の吸収大
3,欠損部が長い 残存歯 3 3、3 4、等はOK!
4,クリアランスがない
5,鈎歯の動揺
6,歯軸がバラバラ
7,鈎歯のアンダーカットがない

スマイルデンチャーの設計基本

厚み 1mm
ウイング本数
       唇   口蓋・舌
 片側遊離端  2個   2〜3個
 中間歯欠損 1〜2 1〜2
両則性遊離端 1〜2 −
ウィングの巾・厚み
    唇   口蓋・舌
巾 5〜6mm 最大豊詆瑤・蘊憶�
厚み 1〜1.2mm 1〜1.5mm
レスト
 クリアランスは1.5mm 金属レストは通常
ウイングの形状
 唇側は最大豊詆・爾茲蝓∋・祜蚤臻ュ詆瑤泙ヌ
鈎歯の形態
 通常の義歯はガイドプレーン・・スマイルデンチャーは補綴則歯経部にアンダーカット+鈎歯のレスト

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一般の読者には、ちょっと難しいことが書いてありますが・・・!

簡単に言うと:
スマイルデンチャーは、
・金属のバネが見えない
・薄い、違和感がない
・多数歯欠損では内側は金属プレートで仕上げる

保険の義歯とは、装着感がまったく異なります!!

写真は院内勉強会用資料下書きと、見本と、設計の例!