入れ歯で上手く食べ物がかみ切れない場合(1)

最近、総入れ歯をつくったが食事で食べ物がかみ切れないという新患の患者さんが来院しました!!

口腔内を診ると、一部総入れ歯で、先月つくったばかりで、痛い・かみ切れないとの主訴!
咬めないので、新しく入れ歯をつくって欲しいと!!

通常保険で入れ歯を造ったら、6ヶ月は保険で新たに入れ歯は造れません!
患者さんは、それは承知で、保険外でも良いからと、とにかく新たな入れ歯を造って惜しいとのこと!!

よくよく聞いてみると、さらに以前の入れ歯も持っている!!

と、言うことは3個目を造って欲しい!!

マッキーは3個目の義歯は造りませんと説明をして、使用中の義歯をよく診ることにしまし!!

診ると思ったとおり!!
かみ合わせが大きめにずれていました!!

この場合”リマウント法”で咬合調整《私のやり方》をします!! 

リマウント法:
<<まず「マウント」はクラウン・ブリッジ・入れ歯といた修復物を製作するにあたり、歯科技工士が製作用模型を咬合器に装着する操作です。
「リマウント」はそれら修復物が上手くいかなかった際に、再度咬合器に製作用模型を付け直す操作です。
大規模な修復物を製作する場合に「リマウント」はしばしば行われる行為です。>>

必要な物:
中心位でかみ合わせをとる技術の歯科医師
平均値咬合器
技工室+技工士orDr
(マッキー・東光歯科は常勤の技工士が勤務しています)

リマウントした入れ歯を咬合器上で調整すれば、終了!!
一時間弱終了です(その間患者さんは待合室で待ってもらいます)

今回のケースは、臼歯部が高いため、前咬みになって咬めなかった!!

写真はリマウント後・調整後!!