歯科における先進医療(グラフ旭川編4)終了

”グラフ旭川”は1979年創業の地元旭川の月刊誌です。
最近の郷土誌数は減少の中、長く続いている郷土誌になっています。
グラフ旭川< http://www.graph-as.com/page/index.html >

先日、原稿落ちを、事前に防いだ(笑)グラフ旭川10月号(2013年)の投稿より引用加筆です。
< http://moon.ap.teacup.com/yamada/2101.html >

歯科における先進医療続       山田雅昭

C)先進医療から保険に導入

以下は、すでに先進医療から保険に導入された治療法の一部です
①歯周組織再生誘導法(歯周疾患による根分岐部病変または垂直性骨欠損に係わるものに限る)
②接着ブリッジによる欠損補綴ならびに動揺歯固定(少数歯欠損または動揺歯に係わるものに限る)
③レーザー応用による齲蝕除去・スケーリングの無痛療法(齲蝕症または歯周疾患による歯石沈着症に係わるものに限る)
(*施設基準があるので、どこの歯科医院でもうけることは出来ません)

追加+解説:
平成24年4月より、病気や事故などで広範囲にわたって顎の骨を失ってしまった場合に、国が定めた条件を満たせば、インプラント義歯治療(※)が保険適用されるようになりました。
※「インプラント義歯治療」の正式名称
インプラント義歯のために必要な手術を「広範囲顎骨支持型装置埋入手術」、それに装着する補綴物(義歯)を「広範囲顎骨支持型補綴」という。

注:施設基準を満たす施設があれば、治療を受けることが出来ますが、通常のインプラントは保険では出来ません!!